桃の節句
2014年 03月 03日
桃の節句の起原は平安時代に遡ります。この節句が3月3日に定着し、豪華なお雛さまを飾って宮中で盛大にお祝いするようになりました。その行事が宮中から武家社会へと広がり、さらに裕福な商家や名主の家庭へと広がり、今の雛祭りの原型となっていったそうです。女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとしての「桃の節句」が、庶民の間にも定着して現在のようなお雛様飾りをしたり、お節句の食卓を囲むようなお祝いとなったようです。松寿園ゲストの皆様も幼い頃にお祝いをされたことでしょう。悠久の歴史の中で紡がれていく日本人の心のお節句です。松寿園では、ささやかながら桃の節句にふさわしい春の彩をお昼の食卓にお届けしました。