人気ブログランキング | 話題のタグを見る

給与改定(昇給)

毎年4月、給与改定(昇給)が検討される時期です。
給与改定(昇給)とはどのような意味があるのでしょうか・・。
①年齢と勤続年数に伴って、仕事のスキルアップが図られ、昨年よりもゲストの生活の質の向上に貢献できる力が高まったことへの評価。
②1年間の仕事ぶりから更なる成長に対する期待感。
③職員の生活の変化(子どもの教育費なども含めて生活費が上昇)に対応する。
④経営責任としての義務。(職員の生活の向上を何とか図りたいという経営者の想い)
⑤長期的な雇用関係の維持。
⑥モチベーションの維持・向上。
上記のような意図が含まれているのでしょう。
一方、
⑦昨年と比べて「労働」「介護」「専門性」等が向上していなければその見返りとしての賃金を上げる合理性はない。
⑧仕事のやり方が変わらず、同じことをしている限り昇給はない。
⑨定員や報酬費が決まっており、法人の総収入額の増収は見込める要素がない。
といった客観的な厳しい見方もあるのかもしれません。
①~⑥と⑦~⑨それそれの視点から捉えて、給与改定(昇給)における人件費の上昇(法人全体:年総額約650万円以上の増額)を経営的に判断しなければなりません。
給与改定(昇給)は職員の品質の向上を表すものであります。
給与の上昇=価値の増加。
ゲストの皆様からの大きな負託に応えていかなければなりません。

給与改定(昇給)の目的や意義を法人はもとより、職員各人が改めて問い直してみることが大切なようです。
職員に与えられている幸せは、「働くことそのものの喜び」と「経済的恩恵」であり、その順番も含めて、職員と共有できるようにしていくことが、法人として職員にできる貢献の1つだと再認識したいと思います。

今期も昇給という機会を与えてくださったことに対し、ゲスト・ご家族・社会に感謝!

     社会福祉法人六高台福祉会
         常務理事 正田 貴之
by rokkoudai | 2014-04-25 21:50 | 常務理事 | Comments(0)

松寿園の近況をお知らせしています


by rokkoudai
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31