千葉県施設のあり方モデル事業
2008年 09月 14日
社会福祉施設として、地域の方々の安心にどう貢献することができるのか?介護保険事業の各サービスを高めていくことが本流であるのは当然ですが、施設も地域の社会資源の一つであります。ゲストの方々も地域住民の一人であります。地域から孤立しがちな施設ではありますが、地域の目や耳や声を呼び込み、地域との距離が近づくことで、風通しを良くすることが、各事業サービスにとっても大切な視点です。施設と地域が共存し合える。「ふだんのくらしのしあわせ」(頭文字をとって”ふくし”)の一役を担うことが法人としての使命の一つであると心得ております。
モデル事業だからといって、背伸びしては、意味がありません。県内どの施設でも実践できるような、取り組みを試行的に行うことが大切です。ハードルが低ければ、汎用性・継続性も担保されるはずですから。先ずは、こういった取り組みを通して、プロジェクトメンバー12名を中心としつつ、スタッフみんなで”施設のあり方”といった大局的な課題について考える場が持てたということ自体、頑張っている価値があるというものですね。