社会の目

5/25のGOOニュースで見過ごせない記事が出ていますので、ご覧下さい。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100523-567-OYT1T00891.html

以下、記事の抜粋です!
「若き介護士の悪意なき軽率行為、虐待でないが…」
◆若者「軽い気持ちで」
こうした問題の背景には、様々な物を「かわいい」ととらえる若者特有の感覚があると、指摘する専門家もいる。宇都宮大学教育学部の准教授は、「高齢者に対し『かわいい』と感じることは、共感や尊敬の念が込められていることがある」と分析。「外から見れば一見、敬意を欠くように見える行為でも、親密な証しとして行う場合もある」と解説する。

以下、文責:正田
基本的人間関係を踏まえていないと落ちる罠!高齢者介護の現場には多くの罠が潜んでいます。
お年寄りに対する「かわいい」は、子供への「かわいい」とは違うはず。その違いを表現できる言葉ってないだろうか・・・
そろそろ私たち専門職も上述の言う若者特有の感覚?から脱却して内から見ても、外から見ても敬意を欠くことのない行為を大原則としていかなければなりません。
「かわいい」は、親密な証し?なのであれば、敬意を欠くように見える行為が許される?そんな馬鹿なことは私たちのプライドを持って許してはなりません。
敬意を欠くように見せずして親密な証しを行為として表現することが求められているのです。
今回の記事の内容は、軽率行為ではなく、人権侵害にあたる明らかな高齢者虐待です。
「そういうことってあるよね!」で済ますのではなく、この記事が取り上げられた背景を踏まえて、自分たちの行為を顧みることが重要です。この事件は、介護業界全体として反省すべきことなのです。
解説者は、私たち介護職員の特性を踏まえ、擁護してくださったとのことと思いますが、人権に関わることに関しては、厳しい解説をしていただきたいと思います。
介護で働く私たちは、まだまだ、社会からの穏やかな目、同情のフィルターを通して見られているように思うこのころです。それって、この業界自体が普通と思われていないってことなのかな!?
普通のこと、当たり前のことをやるってことが大切!それは結構難しいことなんですが、謙虚に受け止め真摯に取り組んでいきたいと思います。
社会の目が私たちの倫理観を維持、高めてくれるものです。
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by rokkoudai | 2010-05-25 14:59 | 常務理事 | Comments(0)