多職種協働 生活機能訓練 ~専門性の発揮・発展~
2015年 02月 17日
介護職員、看護師・機能訓練士・管理栄養士・ケアマネジャー・生活相談員と、多職種それぞれの見解を組み入れながら、生活機能訓練選択シート(いわゆるアセスメント表)を作成し、『ゲスト個々の状態・生活に沿った』機能訓練メニューを選定し、計画書に位置づけ、ゲストの皆様へ提供させていただいております。
機能訓練の種類については、介護職・看護師による①生活機能訓練、②集団機能訓練(※)、③機能訓練士による個別機能訓練と3種類がございます。
※レクリエーションも含まれます。松寿園では、エンジョイリハビリという名称で、週1回各フロアで実施しております。
実施してから半月が経ちますが、座位時の姿勢が改善したり、「こんなにできると思わなかった」等、取り組みの効果をはじめ、ゲストの皆様から喜びの声をいただいております。
全てのケアに共通することではございますが、ケアはひとつの専門職ではなく多職種・チームで行うものと考えております。
「機能訓練は機能訓練士の業務」と捉えず、多職種協働のもと、介護職員においても、積極的に実施・提供させていただくサービスのひとつと位置づけ、専門性の発揮・発展に繋げていきたいと考えております。
写真の掲載については、承諾いただいております。